やり直し組が「副業ブログの始め方」を検索すると、初心者向けの一般論しか出てきません。
サーバー選び、WordPress設定、収益化の仕組み。
でも一度やった人には、それはもう知っている話です。
必要なのは「何から始めるか」ではなく「何を最初に直すか」の話です。
この記事では、100記事を削除してやり直した僕の経験から、設計を直すための3つの手順を整理します。
この記事でわかること
- やり直し組と初めて組で、最初にやることが違う理由
- 僕が実際に変えた3つのこと(テーマ・KW・記事の目的)
- やり直し組がはまりがちな罠と、回避方法
【前提】やり直し組と初めて組で、最初にやることが違う理由
初めてブログを始める人に必要なのは「手順」です。
サーバー契約、ドメイン取得、WordPressの設定、最初の記事の書き方。ゼロから動くまでの工程をなぞればいい。
一方、やり直し組に必要なのは「設計の修正」です。
ツールはもう揃っている。書き方も知っている。それでも結果が出なかった。
設計を直さないままもう一度書き始めると、また同じ結果になります。
前の記事で書きましたが、僕は1か月で100記事以上書いて収益ゼロでした。クリック数48回、PV1,180回。まったく誰にも届いていませんでした。

原因は「量が足りない」ではありませんでした。「書く方向が最初からズレていた」のが問題でした。
設計のズレとは、具体的には次の3点です。
- 誰に届けるかが決まっていない
- 検索されているKWを選んでいない
- 記事の目的を書く前に確認していない
この3点を直すことが、やり直しの起点になります。環境構築やWordPressの設定を見直す前に、この3点を整理してください。
デカ太郎設計がズレたまま書き続けていました。量を増やすほど修正が大変になるだけでした。
【やり直しの手順】僕が最初に変えた3つのこと
やり直しで変えたのは、ツールでも書く量でもありません。「テーマの定義」「KWの選び方」「記事の目的の立て方」の3点です。順番に説明します。
①ブログのテーマと読者を再定義した
「書きたいこと」から「誰の悩みを解決するか」に視点を変えました。
やり直す前の僕のテーマは、柴犬・DINKs・占い・WiFiが混在していました。共通点は「書けそう」か「稼げそう」かで選んでいたことです。「誰の悩みを解決するか」を一度も考えていませんでした。
やり直し後は、テーマを1行で定義することから始めました。
「副業ブログで伸び悩んでいる人に、失敗と改善の実録を届ける」
この1行が決まると、書いていいテーマと書かなくていいテーマが自動で分かれます。
テーマの再定義は、次の3つの問いから始めると決まりやすいです。
- 自分が実際に経験していることは何か
- そのジャンルで今困っている人が検索するキーワードはあるか
- なぜ自分がそれを書くのか、1文で言えるか
3つが揃うテーマが、やり直しの起点になります。
②KWを「書きたいこと」から「検索されること」に変えた
検索されていないキーワードで書いた記事は、誰にも届きません。
やり直す前の僕はそれをやっていました。「柴犬の散歩マナー」「DINKsのお金の話」。これらが実際に検索されているか、一度も調べていませんでした。書きたいか・稼げそうかだけで記事を選んでいました。
やり直し後は、ラッコキーワードとGoogleキーワードプランナー(GKP)を使って、検索需要を先に確認するようにしました。
手順はシンプルです。
1. 自分のテーマに関連するキーワードをラッコキーワードで洗い出す
2. GKPで月間検索ボリュームを確認する(FC:無料で利用可能かどうか公式確認)
3. ボリュームが100〜1,000程度のKWを優先する(0は需要なし、10,000超は競合が強いことが多い)



検索ボリュームを見ると「自分が書きたいこと」と「読者が知りたいこと」のズレが一目で分かります。最初はけっこう衝撃でした。
KW選定は難しくありません。「この悩みを検索している人がいるかどうか」を先に確認するだけです。
③記事の目的を1行で書けるようにした
「誰に・何を届けるか」が1行で書けない記事は書かない。これが、やり直し後に自分に課したルールです。
やり直す前は、タイトルを決めてから書き始めていました。「誰が・何に悩んでいて・この記事を読んで何を得るか」は考えていませんでした。記事を書いている途中で方向が定まらなくなり、まとめが散漫になっていました。
やり直し後は、記事を書く前に必ず1行を書くようにしています。
例:「副業ブログで伸び悩む人に、KW選定を変えるだけで結果が変わることを伝える」
この1行が書けない記事は書かない、というルールを自分に設けました。
書けない場合は、次のどちらかです。
- テーマがまだ決まっていない(①に戻る)
- 読者の悩みが曖昧すぎる(KWを先に確認する)
1行を書くだけで、記事の方向が決まります。構成が早くなります。途中でブレません。
【落とし穴】やり直し組がはまりやすい罠
やり直し組でよくあるのは「テーマを変えただけでまた書き始める」パターンです。
テーマが変わっても、設計が変わっていなければ同じ失敗になります。
僕がそうでした。DINKsがうまくいかないと感じて、占いやWiFiの記事を書き始めました。でも「誰の悩みを解決するか」「自分に体験があるか」という設計は何も変えていませんでした。結果は同じでした。
「テーマを変えたこと」と「設計を変えたこと」は別物です。
ブログが伸びない原因を3タイプで整理した記事を書いています。自分がどのタイプか先に確認してから、やり直しの設計を決めてください。タイプが分からないまま変えると、同じ原因を抱えた別テーマに乗り換えるだけです。
【ツールの話】サーバー・WordPress設定は設計が決まった後でいい
設計が決まる前にツールを見直しても、結果は変わりません。
やり直し組は、すでに環境が揃っています。サーバーの選び方、WordPressのテーマ比較。これらは環境を作るための話であって、設計の修正とは別の問題です。
僕はConoHa WINGとSWELLを使っています。ただそれを選んだ理由は「書く環境として快適だったから」です。ツールが成果を作るのではなく、設計が決まった後で使いやすいものを選べばいい。
「誰に何を届けるか」が決まった後に、ツールを整える。この順番が大事です。
やり直し組がよく聞く3つの質問:テーマ変更・KWツール・記事の目的について
Q. テーマをまた変えようと思っています。何から始めればいいですか?
A. テーマを変える前に、今のテーマがうまくいかなかった原因を特定してください。①読者の悩みを調べていなかった②体験のないテーマを書いていた③なぜ自分が書くのかが弱かった、のどれかです。原因を特定せずに変えると、同じ失敗を繰り返す場合が多いです。
Q. ラッコキーワードやGKPは無料で使えますか?
A. ラッコキーワードは無料プランあり(1日の検索回数に制限あり)。GKPはGoogle広告アカウントが必要ですが、広告を出稿しなくても使えます。どちらも最初に使う分には無料で十分です。
Q. 記事の目的を1行で書くのが難しいです。
A. 書けない場合は、テーマか読者像が曖昧な状態です。「○○に悩む○○な人に、○○を伝える」という穴埋め形式で試してみてください。それでも書けない場合は、テーマの設計に戻ることをおすすめします。
【まとめ】やり直しの起点は設計の修正。記事を書くのはその後
やり直し組に必要なのは手順書ではなく、設計を直す3つのステップです。
- ①テーマと読者を再定義する:「誰の悩みを解決するか」を1行で書けるまで決める
- ②KWを検索需要ベースで選ぶ:書きたいことではなく、検索されていることを先に確認する
- ③記事の目的を1行で書く:「誰が・何に悩んでいて・この記事を読んで何を得るか」を先に決める
この3つが揃ってから、記事を書き始めてください。
同じことを繰り返さないために、最初に時間をかけるべきは設計です。


