体重計に乗って、二度見した。
5kg増えていた。いつの間に。
結論から言えば、原因は完全にUberEatsだった。朝は食べない、昼はUberEatsでマックかケンタッキー、夜もUberEatsでCoCo壱のカレーか地元の中華料理屋の焼肉弁当。週4〜5回はUberEatsに頼っていた。対策として始めたのが、朝はBASE FOODとプロテイン、昼はnosh、夜は健康食をゆるく意識する「がんばらない食改善」。自炊といっても冷凍の鯖を焼く、シュウマイをチンする、がMAX。それでもUberEats週5の頃よりはだいぶマシになった。
UberEats週5回、共働き夫婦の食卓がやばかった
共働きのDINKs夫婦にとって、UberEatsは最高の発明だと思っていた。
仕事が終わる。疲れている。買い物に行く気力がない。スマホをポチポチ。30分後にはマックのてりやきバーガーセットが届く。最高じゃないですか。
月曜はマクドナルド。火曜はケンタッキー。水曜は気分を変えてCoCo壱のカレー。木曜は地元の中華料理屋の焼肉弁当。金曜は「今週がんばったし」と言い訳してピザ。
がく「今日なに食べる?」
はるさん「UberEatsでいいんじゃない?」
この会話が、週に4〜5回発生していた。
言い訳はいくらでもあった。「共働きだから時間がない」「疲れてるから仕方ない」「たまにはいいでしょ」。でも「たまに」が週5回なのは、もう「たまに」じゃない。
そしてある日、体重計に乗ったら5kg増えていた。
夫婦で「さすがにやばくない?」となった日
体重計の数字を見て、最初は壊れてるんじゃないかと思った。
でも壊れてなかった。正確に5kg増えていた。
僕がうなっていたら、はるさんが「実は私も最近ちょっと気になってて」と言い出した。
はるさん「食生活、見直さない?」
がく「……見直そう」
筋トレも始めることにした。僕は自宅でYouTubeの筋トレ動画を見ながらやる派。はるさんはジムに通い始めた。同じ目標なのにアプローチが真逆なのが、うちの夫婦っぽい。
ただ、問題は食事だった。筋トレを始めたところで、UberEatsでマックを食べ続けていたら意味がない。
かといって、いきなり自炊なんてできる気がしない。はるさんは料理が得意なんだけど、仕事が忙しくて作る時間がない。僕は純粋に料理が得意じゃない。
必要だったのは、「がんばらなくても続く仕組み」だった。
朝はBASE FOOD、昼はnosh、夜は健康食をゆるく
調べまくった結果、たどり着いたのがこの形だった。
朝ごはん:BASE FOODのパン+プロテイン
BASE FOODは完全栄養食。袋から出してそのまま食べられる。プロテインはシェイカーに粉と水を入れて振るだけ。調理時間、ゼロ。
朝からフライパンを出すとか、卵を焼くとか、そんな気力は僕にはない。BASE FOODは「食べるサプリ」みたいな感覚で、朝の3分で栄養が摂れる。
BASE FOODを累計250食・57週間続けた体験は、こちらの記事にまとめています。
昼ごはん:nosh(ナッシュ)
冷凍で届く宅食サービス。レンジでチンするだけ。メニューが豊富で、糖質も管理されている。
noshは1年くらい前から使っていて、これがなかったらたぶん昼もUberEatsのままだった。
夜ごはん:健康食を意識しつつ、ゆるく
ここがポイント。夜はガチガチにルールを作らない。
家で鍋をやったり、せいろ蒸しにしたり、冷凍サバを焼いたり。夜も健康食を意識するようになった。でも「朝と昼でちゃんと食べてるから」という安心感があるので、夜はガチガチに縛らなくても気持ちが楽でいられる。ちなみにUberEatsは卒業する方向で話が進んでいる。あの便利さを手放すのはちょっと寂しいけど。
がく「夜もなるべく健康的にいこうよ」
はるさん「その代わり、朝と昼はちゃんとね」
このゆるさが、続けられている理由だと思う。
冷凍庫が「がんばらない自炊」の武器になった
noshは便利なんだけど、ひとつ問題がある。タイミングによっては、届く前にストックが切れる。
昼ごはんがないのは困る。かといって「noshがないからUberEatsで」となったら、せっかくの改善が台無しになる。
そこで導入したのが、冷凍食品のストック。
ネットスーパーで冷凍の焼きサバを買った。フライパンで焼くだけ。あと、Amazonで味の素の「プロテインシュウマイ」というのを見つけて買ってみた。レンジでチンするだけでタンパク質が摂れる。筋トレ始めた身としてはありがたい。
これが、自分なりの「自炊」になった。
鯖を焼く。シュウマイをチンする。ご飯はふるさと納税で届いた米を炊く。
料理が得意な人から見たら「それ自炊って言う?」と思われるかもしれない。でも、UberEatsのアプリを開いていた手が、フライパンに鯖を置くようになったんだから、これは立派な進歩だと思う。
がく「俺、鯖焼いたよ。自炊した」
はるさん「……うん、えらいね」
はるさんの「えらいね」に若干の温度差を感じるけど、気にしない。
がんばらないから続いている
食生活改善って、たぶん「がんばる」と続かない。
毎日自炊して、栄養バランスを計算して、作り置きして——。SNSで見るような丁寧な暮らしは、うちの夫婦には向いていない。
でも、BASE FOODを袋から出す。noshをレンジに入れる。冷凍の鯖をフライパンに置く。シュウマイをチンする。
これならできる。
UberEats週5回だった夫婦が、UberEatsを卒業しようとしている。冷凍庫にはnoshと焼きサバとプロテインシュウマイが常備されている。朝はBASE FOODとプロテインで始まる。ちなみにBASE FOODもnoshもプロテインも家族口座から出ている。食費だから。
劇的な変化じゃない。丁寧な暮らしでもない。でも、「がんばらないけど、前よりマシ」。共働き夫婦の食改善って、たぶんこれくらいがちょうどいい。
はるさん「続いてるのが一番大事だよね」
がく「ほんとそれ。UberEats週5の頃には戻りたくないもんな」
……とか言いつつ、今夜は鍋にするか、せいろ蒸しにするか、ちょっと迷ってます。

