最後に「高い服」を買ったのがいつか、思い出せない。
服自体はユニクロで買う。Tシャツとか、必要なものを必要なぶんだけ。
でも「ちょっといいブランド」とか「今季の新作」みたいなものには、夫婦そろって興味がない。
クローゼットを開けても中身はほとんど変わっていない。はるさんも同じだ。
ざっくり言うと、うちは物欲がほぼゼロ。流行りの家電を追いかけることもない。「新作出たよ」と言われても「ふーん」で終わる。
Pew Research Center 2025年のレポートによると、アメリカのDINKs世帯は収入のわりに資産が伸びにくい傾向があるらしい。
稼いだ分を「体験」に回しているんじゃないか、という仮説は、Harris Poll 2024年調査(原典PDF)でも裏づけされている。
アメリカの話ではあるけど、読んでいて「あ、完全にうちだ」と思った。
クローゼットはガラガラ、でもキャンプ部屋はパンパン
うちの買い物を振り返ると、偏りがすごい。
靴、アクセサリー、ブランド品。ほぼ買わない。
はるさんも僕も「まだ使えるなら買い替えなくていいよね」という考えが根っこにある。二人ともちょっとミニマリスト寄りで、そもそも物を増やしたくない。
なのに、キャンプギアだけは別。
テントにタープにチェアに焚き火台。
「これはいるでしょ」「あったら便利だよね」と言いながら、気づいたらキャンプ部屋がパンパンになっていた。
はるさん「物を増やしたくないって言ってたよね?」
がく「これは”体験のための道具”だから……」
苦しい言い訳だけど、本気でそう思っている。
ゴルフ、宿、えいちゃん。財布が開く瞬間
キャンプだけじゃない。ゴルフもそう。
はるさんに誘われて始めたゴルフ、気づいたらシミュレーション契約して毎日通っていた。
練習代、コース代、ウェア。「ゴルフってお金かかるよ」と聞いていたけど、本当にかかる。
それでも二人とも「楽しいからいいか」で続けている。
旅行は頻度が多いわけじゃないけど、泊まる宿にはこだわる。せっかく行くなら気持ちいいところに泊まりたい。ここは夫婦で完全に意見が一致している。
あと、えいちゃん関連。
豆柴のえいちゃんが家に来てから、フード、おもちゃ、トリミング、おやつ。「えいちゃんが喜ぶなら」で財布のヒモがゆるゆるになる。
がく「えいちゃんの新しいおもちゃ買っちゃった」
はるさん「あ、わたしも買ってある」
被った。物を増やしたくないミニマリスト夫婦、えいちゃんの前では無力。
「物を買わない」と「お金を使わない」は違う
最近気づいたことがある。うちは「お金を使わない」わけじゃない。「物を買わない」だけだ。
- 服を買わない代わりに、キャンプに行く
- ブランド品を持たない代わりに、ゴルフコースに立つ
- 家具を買い替えない代わりに、ちょっといい宿に泊まる
消費の矢印が「モノ」じゃなくて全部「体験」に向いている。
しかもはるさんもまったく同じ方向を向いているから、ブレーキがかからない。
はるさん「次のキャンプ、どこにする?」
がく「もう調べてある」
二人ともアクセルしかないのは、冷静に考えるとちょっと危うい。でもお金のストレスは不思議とない。使い方の軸がはっきりしているからだと思う。
まとめ:うちの消費、偏ってるけど後悔はない
物欲ゼロ。ブランド興味なし。クローゼットはスカスカ。
でもキャンプ部屋はパンパンで、ゴルフの予定は入ってるし、えいちゃんのおもちゃは増え続けている。
海外の調査データを見て自覚した。うちの消費パターン、完全に「体験全振り型」だ。
ただ、後悔はない。物は減らしたいけど、体験は減らしたくない。そのバランスが今はちょうどいい。
がく「うちって結局、何にお金使ってるんだろう」
はるさん「思い出じゃない?」
たぶん、それが正解。

